ぺんぎんの時間

pingaのアフィリエイトな日常

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だから私はメーテルに嫌われた。年上キャリア女性と過ごした400日。

      2015/02/03

主婦のクセにトイレのフタも閉められないの?
電気を消し忘れるなんておかしいんじゃないの?

はい、私はトイレのフタを閉め忘れます。電気も消し忘れました。ごめんなさい。主婦のくせに。言い訳もできません。事実ですから。

また怒られた。どうしたらメーテルに怒られなくて済むのかな?
………そうか、トイレに行かなければいい。

トイレに行く回数を減らすには?水を飲まなければいい。
水を飲まないで済ませるには?何も食べなければいい。
何も食べずに済ませるのは?

朝から何も食べずに、胃を活動させなければいい。

 

私の職場は、普通の営業事務所。のんきな所長1人とベテラン営業マンが2人。営業成績トップクラスのやり手営業マンと新人くん。

事務員は私と、メーテルの2人。

営業マン達は一日の大半を外で過ごし、お客様の対応にいそしんでいる。事務所に残された派遣事務員の私と、キャリアな50代の女性社員。

こんなに上手くいかない職場は初めてだった。美しい容姿に冷たい視線、厳しい言葉を投げつけてくる女性社員に、私はメーテルとあだ名をつけた。

 

ここは地獄。息苦しく、体が重くなる。

 

もうすぐ地獄での生活は終わります。2013年5月から勤務し始め、2015年2月6日まで。勤務日数は約400日間。長かったような、あっという間だったような。

たくさんの人と出会い、優しくしていただきました。なれない事務職に戸惑いながらも、なんとかやってこられたのも、全て支えてくれる方々が居たからです。

ありがとうございました。嬉しかった。感謝してます。でも、さようなら。

今回は、なぜpingaが地獄でメーテルと良好な関係を築くことができなかったのか、まとめてみたいと思います。

メーテルが悪い?地獄が悪い?

私から話を聞いた方はきっと、メーテルが極悪非道な女性のように感じてしまっているでしょう。でも、見ている立場が変われば、物事の違った一面が見えてくると思います。

年上で勝気な女性と一緒に働くのは大変。それでも、上手くやっていくポイントを掴めば…?

400日間地獄体験談。もしかしたら、あなたのお役に立つかもしれません。私にも非があること、お話させてください。

最初は上手くいっていた

だから私はメーテルに嫌われた。年上キャリア女性と過ごした400日。

私は産休代替として事務職に就きました。産休を取る女性社員さんが戻ってくる間の、穴埋めという役割です。

前職で初めて事務を経験し、基本的なパソコン入力はできるけど、他のことはやってみないとわからない。素人同然だったと思います。

会社はプロパンガスを扱っており、専門用語やガス器具の販売も行っているから、慣れるまで大変だろうとのことでした。

それでもやろうと思ったのは、「時給がいい仕事」に就きたい一心からです。とにかく稼げるならなんでもやるつもり。幼い子供、2人分の保育費を払いながらの就業だから、何が何でも頑張ろうと思いました。

産休に入る社員さんは明るく元気で、引き継ぎも楽しく済ますことができました。ママ友になろうねと約束もし、休みに入りました。

「大変ね」「決まりが色々あるからね」「事務は2人だからね」「あの人(産休に入った社員さん)の教え方間違ってるところ多いから」メーテルから、暖かいアドバイス…

…早くも微妙な感じです(´・ω・`)

 

逆らわず出来る限りを尽くそう。仕事をたくさん覚えて、みなさんのサポートに回れるようになろう。私の頭には、メーテルの機嫌を取ることは浮かばず、「仕事を精一杯こなす」ことのみに集中しました。

・挨拶は大きな声でする
・電話対応は丁寧に、お客様に聞こえやすいように話す
・営業から頼まれた仕事は、自分のルーチンワークより優先してこなす
・イレギュラーは必ずメーテルに報告相談する

こうして書いてみたら、当たり過ぎてだから何だということばかり。当たり前を毎日目一杯こなす。これが何のセンスもない、ぼんやりした私にできる唯一のことだと、今でも信じています。

失敗したことは再確認するようにした

だから私はメーテルに嫌われた。年上キャリア女性と過ごした400日。3

派遣されて半年後、メーテルに「ちょっといい」と声をかけられました。

2人きりの職場。後ろから私のパソコンを覗き込まれたり、電話の対応にいつも聞き耳をたてているのは感じていたから、ドキドキです。

 

「お客様の名前、また間違えてるんだけど」

顧客情報を登録するのは私の担当で、それを元に支払状況やガス使用量などの情報が追加されていきます。名前を間違えているとは「太郎」と「太朗」など、漢字の間違いをさしているものでした。

 

ひぃ!ゴメンナサイ!もっと確認するようにします(TT

 

入力ミスは完全にコチラが悪いですし、これまで何件かあった漢字の間違いは、メーテルがチェックして直してくれていたそうです。そのまま請求書が発行になれば、お客様にもご迷惑がかかります。だいたい、名前間違えるとか、超失礼です。

私は確認を3回するようになりました。入力直後に確認。1時間後に確認。翌日の朝一番に確認。前日の確認作業は数分で終わります。習慣付けておけば、もうメーテルに迷惑がかかることもないと思ってやりました。

 

ミスは無くなったのですが「その作業、なんの意味あるの?」しばらくたって言われました。

…そうですよね、一発でちゃんと入力できていればいいだけの話ですよね。意味は、確認なんですけど、時間がもったいないですよね。。

しかし、入力ミスしてはならないという使命感から、確認作業をやめることはできません。猛烈な速さでシステムを稼働させて、お客様の名前をガムチャラにチェックするという能力を身に着けたのは、メーテルがトイレに立った数分の間に作業を終えるためです。

プレッシャーが私の能力を高めました。感謝!

営業が行うべき仕事に踏み込んだ

「ちょっとコレをお客さんに連絡しないといけなくて」

営業さんが出先から事務所に問い合わせてくることは多いです。話を聞き、私からお客様にご連絡するだけで済むような簡単な内容なら、すすんで引き受けました。

営業からの電話に出るのは私かメーテルですが、メーテルが電話に出ても「pingaさんお願いします」と言われることが増えました。メーテルに頼みづらい雑務も、私なら言いやすいのでしょう。どんどん電話でのやりとりは増えました。

メーテルは現金を扱い、集中力を必要とする作業が多いですし、私の入力作業はドコで中断しても大丈夫なような簡単なものばかりです。

電話の対応をするうちに、だんだんと営業さんの仕事の流れが見えてきて、売り上げに関する書類の内容も理解できるようになりました。

ただこなすだけでなく、理解してサポートする。私は営業所のお役に立てていると、嬉しく思いました。

 

「それあなたの仕事じゃないでしょう」

はい、営業さんが自分でやればいいこともあったと思います。いいように使われていると思われても仕方がありません。

どこまでやってあげればいいのか。何もやってあげなくていいのだ。
メーテルに言われました。

だけど、私にはそうは思えないんですよね。こうやって協力することで、営業さんからの信用してもらえたし、私のミスをカバーしてもらったり(それはダメだけど)、仕事全体がスムーズに流れているように感じていたから。。

「それは違います!」と反抗したらおかしなことになりますし、社員さんが教えてくださっているのだからそれに従うことにしました。
営業さんにそれとなく察してもらい、電話でのやり取りを少なくするように務めました。その分、メールで簡潔にやりとりできるようになりました。

プレッシャーが私に新たな能力を授けました!感謝!

一生懸命やっているだけだった

だから私はメーテルに嫌われた。年上キャリア女性と過ごした400日。2

「あの人頑張るなぁ」そんな印象をもたれやすいのは、どこの会社にいっても同じでした。

おそらく、自分に自信がないからでしょう。何をやっても失敗するし、遅いし、覚えるの遅いし、よく採用してもらえたなと思っています。

一生懸命やる。今以上の仕事が出来るようになるために頑張る。恥ずかしくなるくらいぼんやりの私は、いつもいつも頑張ります。

すると、失敗が多くても「仕事にやる気がある」から「仕事ができる」に周りの評価が上がっていくんです。これはありがたい。ダメでも認めてもらえて、もっと頑張れるようになるんです。

 

が。

もともと出来るメーテルにとっては、大変面白くない事でしょう。

テキパキと仕事をこなし、一番営業所に貢献しているはずのメーテルは「それで当たり前」と思われ、ミスばかりの派遣が褒められる。

社員と派遣は立場が違います。責任感や仕事量だって、メーテルの方がずっと多いはず。私としては同じ土俵に上がっているつもりもありません。

「派遣のくせに」

ハッキリと言われたことは、今でも忘れられません。派遣のクセに出しゃばるなです。自分が出来ないから頑張っていただけのつもりだったのに、一緒に働く女性を不愉快な思いにさせてしまったのは、やはり私が何かヘタクソなのでしょう。

 

ここで、この記事の冒頭で出てくるシーンを再生しましょう。

「主婦のくせに」

仕事のミスもする上に、女性としての常識もかけている。今までどんな生活をしてきたのか。そういう意味でした。

人間性の全否定。こういう言葉、私は口にしたことがないし思い浮かぶこともないのだけど、メーテルは私にハッキリとそう言ったのです。息が止まるかと思いました。ヒドい。しかしこんな幼稚なことで怒られる自分は本当に情けない。

ヒドいけど、ヒドい言葉を言わずに居られない心境になったメーテルのことを思うと、辛くなります。

強く気高い女性の気持ちが少しだけわかりました。感謝。

子供の風邪など緊急で休むこともあった

子供ってすぐ風邪ひきますよね。保育園に通い始めてからは、しょっしゅう鼻を垂らしてます。

よその子からうつされることもあるけど、帰宅時間が遅く体力がもたないのかもしれません。発熱したら欠勤して自宅で看病。職場に迷惑をかけて申し訳ないですが、一番大切なことを投げるわけにはいきません。

「風邪をひかせるのは親の責任」
「私の子供は一度も風邪ひいたことない」
「もしインフルになんてなったらどうするの」

メーテルは欠勤した私に、淡々と話します。
インフルになったらどうする?仕事を休んで看病でしょう。ご迷惑をかけてしまうのは十分承知しています。予防接種をして、手洗いうがいをして、栄養取って、暖かい服着せて。気を付けてても、かかることもあるのはご存じでしょうか。

インフルにかかったら、親の責任なのでしょうか。私には「もやしもん」の沢木くんみたいにインフルエンザウィルスは見えないし、子供たちを完全に守ってあげることはできないです。ごめんなさい。

「もう2度と休まないで」

休みます。絶対休みます。はいと言えません。私はウソはつけません。どうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうする

 

私、もう辞めるんです!!!!!
これが昨年の年末の話。
ずっと辞めたいと思ってました。なかなか言い出せなかったけど、2度と休まないで発言された時に、頭の中がバーンしました。辞めればいいのです。ここで働くことは出来ないのです。

私は記事を書くのが好きで、アフィリエイトに興味があって、派遣の仕事を辞めてアフィリで生活費を稼ぎたいとずっと思っていました。やっていける自信などないけど、チャレンジしたいとくすぶっていたのです。

メーテル快心の一撃のおかげで、私は初めて「辞める」と人前で言う事ができました。感謝!!

まとめ

だから私はメーテルに嫌われた。年上キャリア女性と過ごした400日。4

地獄のメロン記念日にブログを開設しました。

↑このブログ初めての記事に登場したメロンパンをくれた所長も、私が辞めたいと告げると「長い間、辛い思いをさせて悪かったね」と声をかけてくれました。

泣けてきました。メロンパンありがとうございました。美味しかったです。

私から見たメーテル。

・仕事できる
・気が強い
・プライド高い
・自分ルールを崩したくない
・誰にも負けない
・私にイラついている

メーテルからみた私。

・トロい
・ミス多い
・派遣のくせにでしゃばり
・男性社員にこび売っている
・主婦のくせにガサツ
・子供に風邪をひかせるダメママ
・地味

そうなんです。
結局、私がミスをせずにサクッと作業できて、派遣という立場をわきまえて決まったことだけをこなし、トイレのフタを閉め電気を消して、子供に風邪をひかせないママだったらよかったのです。

これも当たり前のことで。

誰が悪かった?そう聞かれたら「メーテルのせいだ」とは言えません。どちらも一歩引いて、ほどよい距離を保つことができたら、こんなことにはならなかったと思っています。

何が悪かった?もう相性が悪かったとしか思えません。

もしも職場に難しいタイプの女性が居たら、彼女のルールに沿ってあげると上手くいくかもしれません。恐らく、彼女の思う通りにことが運べば、爆弾が破裂することもなくなるでしょう。たぶん。

出勤日数は残り5日間。最後にメーテルに言いたいことが1つだけあります。

 

元気で長生きしろよ!
いつまでも強くたくましく美しいメーテルでいろよ!

感謝してます!でも!

 

大っ嫌いでしたーーーーーーーーーー!!

以上です。脱獄させていただきます。

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